初盆(新盆)ワンポイントアドバイス
初盆(新盆)のしきたり
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お盆は、先祖の霊が戻ってくるとされています。
一般的には7月13日がお盆の入り、お盆の明けは16日とされていますが、地方によっては旧暦で数え、月遅れの8月13日から16日に行うところが多いようです。
故人となられてから初めて迎えるお盆を「初盆」または「新盆」といい、手厚く供養するのが習わしです。
供養について
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忌明けが過ぎてから初めて迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」あるいは「新盆(にいぼん)」と言います。忌明け前にお盆を迎えたときは、翌年を初盆とします。普段お盆の供養をされないご家庭でも初盆は別です。新仏に最も近い親戚は、白張提燈を贈り飾ります。お盆には、先祖の精霊が家に戻ってきています。つまりお墓は留守ということですから墓参りはしません。僧侶がわざわざ各家を回って読経するのもその為です。お墓には、お盆の前日又は初日の昼間に行き、掃除と参拝を済ませ霊を向かえに行きましょう。
お供えの品
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故人を偲んで贈るお供えの品は、故人が好んでいた品や、日本茶、ジュース、コーヒーなどのドリンク、洋菓子、和菓子が人気です。夏の涼しい贈りもののそうめん、麺類もおすすめです。
返礼品について
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●最近の習慣として、盆提灯の代わりに金包や供物を贈る事が多くなりました。こうしたお供えに対して、ご近所などに700円~1,500円位の返礼品を。又、ご親戚の返礼には1,500円~3,000円位の品を用意するのが一般的です。
表書きには「志」とします。僧侶にお経をあげて頂いたあとご親戚一同で法要の膳を囲みます。 僧侶には御礼として「御布施(仏式)」、「御祭祀料(神式)」と表書きした金包を渡します。
●この時期にふさわしい「そうめん」、「ゼリー」や定番の「調理量セット」などが人気です。
軽くてかさばらない日用品が喜ばれるでしょう。
●表書き
お返しを贈る場合は、のし上は「志」 、「初盆志」、「粗供養」などとします。
多く用いられるのは「志」、関西地方は「粗供養」などが用いられます。
のし下は「施主の名字」とするのが一般的です。
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