法事・法要の引き出物、お返しに関するマナー
Q.引き出物はどうようなものを選ぶ?
A.法要の引き出物は、基本的に参列者全員に用意をします。金額は2千円~5千円程度が一般的です。品物はいくらあっても困らない実用品が人気で、故人らしさのある品を選びたいですが、帰路にかさばったり、重かったりするようなものは避けるようにします。三回忌ぐらいまでは、これにお菓子やお茶などをつけて二重ねにする地域や、それ以外でも決まりごとがある地域もありますので、地域に詳しいご親族に尋ねたりしましょう。カタログギフトならさまざまな年齢の方でも、お好きなものが選べるカタログギフトも人気です。
Q.仏式の年忌法要を行う時期は?
A.仏式では、一周忌だけは満で数え、亡くなられた翌年の命日に一周忌の法要を行います。次からは死亡した年も入れて数え、満2年目に三回忌を営みます。以降七、十三、十七、二十三、二十七、三十三、五十、百回忌となります。地域によっては、二十三と二十七の変わりに二十五回忌を営んだりします。また宗派によっては、五十回忌で弔い上げしますが、一般的には三十三回忌で弔い上げとするがことが多いようです。
Q.神式やキリスト教の年忌法要を行う時期は?
A.神式では十年祭までを盛大に行います。一年祭のあと、三、五、十年祭を行い、その後は十年ごとに年祭を営むのが習慣です。キリスト教のカトリックでは、一、三、十年などの区切りのいい年にミサを行います。プロテスタントでは、お亡くなりになられてから数年間は一年ごとに記念式を行います。カトリック、プロテスタントどちらも特定の決まりは無く、遺族をはじめ神父や牧師さんの方針で、故人を偲ぶ記念式や追悼ミサが行われます。
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